【直焦点撮影】なぜガイドが失敗するか?

はじめに

10月ももうすぐ終わろうとしています。今月も天候が優れず、ようやく先週くらいから移動性高気圧に覆われて快晴になったと思ったら、瞬く間に冬型に。秋はどこへ行ったのでしょうか。

さて、今月の撮影では、約2か月ぶりにR200SSを使った直焦点撮影を行いました。
毎度のこと、R200SSを久しぶりに使うと、ガイドが全くうまくいきません。

直焦点撮影のガイドずれに悩まされない方はいないと思います。様々な方が悩み、それぞれの方が様々なノウハウをお持ちのことと思います。
ガイドずれには、様々な要因が複合的に影響し生じていることがあります。
そこで、今回はFTA (故障の木解析)を使って、ガイドずれの発生する原因を考察したいと思います。(FTAというツールの説明については割愛します。)

図1 M33(失敗) ガイドずれ+ピントずれ(左が北)
図2 M33(またもや失敗)ガイドずれ

FTAモドキ: 撮影した星像が真円にならない

早速ですが、作成したFTAモドキを公開したいと思います。


トップ事象を「撮影した星像が真円にならない」と定義し、その要因を「光学系要因」(反射望遠鏡のみで発生する事象を含む)「駆動系要因」「環境要因」と大別し、要因を深堀りする形の構成としています。
本来のFTAは、トップ事象を一番上に記載し、下に事象を展開していく形式ですが、記載が楽なため、横に事象を展開していく形式としています。

図3 FTAの表記

今後は、このFTAを掘り下げていき、ユーザーが対策できる、またはユーザーがセットアップにて気を付けるべきことをチェックリストにして、撮影に役立てていきたいと考えています。
また、書きだした要因事象について、そのメカニズムを明らかにし、どうやったら対策できるかという観点での検証についても、実施していきたいと思います。
例えば、主鏡の固定について、どの程度の締め付けトルクであれば、主鏡の圧迫が発生しないか?などです。
このようにしてノウハウを蓄積し、(ガイドずれが起きたらこういうことに気を付ければいいんだ)と自分のセットアップを確認する際の参考資料にしていきたいと考えています。

素人の作成したFTAモドキですので、事象の展開の仕方、内容の間違い、矛盾、不足など様々あると思います。お気づきの方は、本ページ下部にあるお問い合わせまたは筆者のTwitterへコメントをお寄せいただけると、大変喜びます。

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