【遠征記録】2023/1/28 @茨城県高萩市

あの撮影会から一年半。久しぶりに、星沼会での合宿を計画していました。前回は天候の不安定な夏場に行いましたが、今回は比較的天候の安定している冬場、その中でも比較的晴天率の高い関東をセレクトしました。場所はいつもおなじみ高萩市にあるグランピング施設で行いました。施設は夕食、朝食付き、電源の使えるテントもあり、快適な撮影となりました。当日は予想通りの一晩中快晴。0時過ぎには月も沈み、C/2022 E3 (ZTF)の撮影を皆で楽しみました。

参加したみなさんの遠征記録はこちら。

Aramisさん
M&Mさん
だいこもんさん
星沼会

概要

日付2023/1/28
同行者だいこもん氏、Hara氏、Aramis氏、Niwa氏、Yanamodake氏、hinokir氏、M&M氏
撮影対象1対象名IC 443, C/2022 E3 (ZTF)
鏡筒RedCat 51
カメラASI294MC, ASI294MM
撮影対象2対象名M 81
鏡筒R200SS
カメラASI1600MM
時刻撮影開始18:30
撮影終了29:15
撮影地名称(茨城県高萩市周辺)
SQM [mag./arcsec^2]21.62 (Light pollution map)
地面の状態積雪、凍結
結露降霜、中度
雲の様子18時前後雲量1程度
透明度高し
20時前後雲量1程度
透明度高し
22時前後雲量1程度
透明度高し
24時前後雲量1程度
透明度高し
観測した流星2個程度
  • 結露、降霜の定義
    • 低度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面がわずかに湿る、または霜の付着を確認できる
    • 中度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面、フロントガラスがはっきり湿る、または霜で覆われる
    • 高度: 中度に加え、金属の表面(鏡筒など)、自動車のサイドガラスがわずかに湿る、または霜の付着を確認できる 屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がわずかに湿る
    • 重度: 高度に加え、反射望遠鏡の斜鏡や主鏡、屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がはっきり湿る

天気図・雲観測データ

出典: 気象庁ホームページSCW天気予報

特記事項

  • 文句のない無風・快晴となった。降霜はあったものの、重度には至らず快適であった。
  • その分放射冷却が強くなり、気温は最低で-10゚C前後まで低下したようであった。特に仮眠を取ってからの午前7時ころは体温が下がったこともあって大変な寒さを感じていた。
  • R200SSへ補強板を取り付けた。補強板はだいこもん氏に製作いただいたものである(ありがとうございました)。星像はやや伸びており、光軸の調整不足の可能性もあるが、補強板をアルミで作製したために剛性が不足している可能性もある。現在SUS304にて補強板を再作製中。

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