【遠征記録】2022/11/21 @はやま湖
目次
概要
11月21日。この日は朝から冷たい雨が降っていました。午前中には雨が止み、日がさしてきており、雲の通過は見られるものの晴れる予報。次の日も休みをとっていたため、早速はやま湖へ向かいました。
日付 | 2022/11/21 | |
同行者 | – | |
撮影対象1 | 対象名 | M 45, Sh 2-276 |
鏡筒 | RedCat 51, RedCat 51 II | |
カメラ | ASI294MC, ASI294MM | |
撮影対象2 | 対象名 | IC 432 |
鏡筒 | R200SS | |
カメラ | ASI1600MM | |
時刻 | 撮影開始 | 18:30 |
撮影終了 | 28:50 | |
撮影地 | 名称 | はやま湖 |
SQM [mag./arcsec^2] | 21.8 (Light pollution map) | |
地面の状態 | 乾燥、一部湿潤 | |
結露 | 結露、重度 | |
雲の様子 | 19時前後 | 雲量1程度 湿度が高いのを感じる 地上付近、低空を中心に透明度はやや悪い |
21時前後 | 雲量1程度 低空を中心に透明度はやや悪い | |
23時前後 | 雲量1-3程度 東側に北から南へと向かう低層の雲、北側に西から東へと向かう高層の雲あり | |
27時前後 | 雲量1-3程度 東側に北から南へと向かう低層の雲、北側に西から東へと向かう高層の雲あり | |
観測した流星 | 2個程度 |
- 結露、降霜の定義
- 低度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面がわずかに湿る、または霜の付着を確認できる
- 中度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面、フロントガラスがはっきり湿る、または霜で覆われる
- 高度: 中度に加え、金属の表面(鏡筒など)、自動車のサイドガラスがわずかに湿る、または霜の付着を確認できる 屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がわずかに湿る
- 重度: 高度に加え、反射望遠鏡の斜鏡や主鏡、屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がはっきり湿る
気温・湿度・風速の推移
天気図・雲観測データ
特記事項
午前中に降った雨の影響で湿度が常に100%となっており、周辺では霧の発生も見られた。撮影地の上空はクリアに見えたものの、若干の水滴が浮遊していたようで、大変な結露に見舞われた。
- 先日光学ウィンドウが割れたASI294MCへ光学ウィンドウを提供したASI1600MMの乾燥剤が吸湿してしまい、イメージセンサが結露を起こした。冷却を止めることで結露は解消し、撮影を継続できた。
- RedCatのレンズが結露した。フードを着けていても結露したのは今年初であった。ヒーターを入れることで1台は結露が解消したが、ヒーターが1個しかなく、もう一台は結露したままであった。追加のヒーターを発注済である。
- R200SSの主鏡が結露した。こちらも年に一回あるかないかのレベルである。撮影画像を見る限りでは影響は受けていないようであった。主鏡の汚れがひどくなってきたこともあり、主鏡の洗浄を行った。