【遠征記録】2021/11/4 @ はやま湖
せっかくブログを書いているのですから、日記のようなものを付けてみようと思い立ち、遠征の記録を残すこととしました。構想はあったのですが、ようやく取り掛かります。
目次
概要
日付 | 2021/11/4 | |
同行者 | なし | |
撮影対象1 | 対象名 | NGC1333 |
鏡筒 | R200SS | |
カメラ | ASI294MM | |
撮影対象2 | 対象名 | IC348 |
鏡筒 | FS-60CB | |
カメラ | Kiss X7i | |
時刻 | 撮影開始 | 20:09 |
撮影終了 | 25:12 | |
鏡筒温度 [℃] | 撮影開始時 | 9.9 |
撮影終了時 | 8.0 | |
湿度 (%RH) | 撮影開始時 | N/A |
撮影終了時 | N/A | |
撮影地 | 名称 | はやま湖 |
SQM [mag./arcsec^2] | 21.8 (Light pollution map) | |
地面の状態 | 乾燥 | |
結露 | 高度 | |
風力階級 | 0-1 | |
雲の様子 | 21時前後 | 雲量6程度 西に中程度の高さ、厚く流れは遅い 天頂から東に低い、薄く流れは遅い |
0時前後 | 雲量4程度 西に中程度の高さ、厚く流れは遅い 天頂から東は透明度高し、西からの薄雲通過あり 遠雷あり(日本海側?) | |
25時前後 | 雲量5程度 西から天頂に中程度の高さ、厚く流れは遅い 東の低空は透明度高し、西からの薄雲通過あり 遠雷あり (日本海側?) | |
観測した流星 | 散在、5個程度 特記事項なし |
- 結露、降霜の定義
- 低度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面がわずかに湿る、または霜の付着を確認できる
- 中度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面、フロントガラスがはっきり湿る、または霜で覆われる
- 高度: 中度に加え、金属の表面(鏡筒など)、自動車のサイドガラスがわずかに湿る、または霜の付着を確認できる 屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がわずかに湿る
- 重度: 高度に加え、反射望遠鏡の斜鏡や主鏡、屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がはっきり湿る
天気図・雲観測データ
出典: 気象庁ホームページ
特記事項
- 雲の多い夜であった。特に、20-23時にかけては白石~丸森付近、23時以降は霊山付近に雲が停滞しており、その千切れ雲が飛んできていた。
- まともに撮影できたのは正味1時間程度であった。
- 当地は弱い冬型に弱いかもしれない。特に霊山からの雲(冬になると雪雲に発達しやすい)がかかることが多い。はやま湖に陣取ったのは完全に悪手であった。(結果論ではあるが)
- 風も弱く、ガイドは良好であったが、東西方向に若干流れることがあった。赤経・赤緯のバランスで改善するだろうか?
- ここ数週間、結露のひどい日が続いている。幸い、光学系、イメージセンサの結露は発生しなかった。
- R200SSの星像が良化した。原因は接眼部へのアダプタのねじ込みが不十分であったこと。撮影系全体の傾きによる星像悪化と推察される。
- 撮影前に光軸調整を行ったが、調整前時点にて顕著なずれは確認されなかったため、微修正程度とした。