【遠征記録】2022/9/21 @神割崎
9月は予想通りのぐずついた天気が続いています。前回の記事で、「秋雨前線がやってきたため、東北地方は本格的な長雨シーズンに入っていくことでしょう。」と書きましたが、その通りになりました。相変わらず予報が不安定ですが、一か月ぶりにまともな晴れが期待できそうです。直前まで予報が三者三様でしたが、最後になって合意形成したようで、みんながおすすめの神割崎へ向かいました。神割崎は第三の実家、心のふるさと。前回から5か月以上ぶりの「訪神」と相成りました。
目次
概要
日付 | 2022/9/21 | |
同行者 | 柊二☆氏 | |
撮影対象1 | 対象名 | NGC 7822 |
鏡筒 | R200SS | |
カメラ | ASI294MC | |
撮影対象2 | 対象名 | Sh 2-132 |
鏡筒 | RedCat 51, RedCat 51 II | |
カメラ | ASI294MM, SV405CC | |
時刻 | 撮影開始 | 19:12 |
撮影終了 | 24:08 | |
撮影地 | 名称 | 神割崎 |
SQM [mag./arcsec^2] | 21.84 (Light pollution map) | |
地面の状態 | 乾燥 | |
結露 | 結露、高度 | |
雲の様子 | 21時前後 | 雲量1程度 南東低くに雲が停滞、他は透明度高し |
24時前後 | 雲量5程度 北西より薄雲が現れる | |
観測した流星 | 1個程度 |
- 結露、降霜の定義
- 低度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面がわずかに湿る、または霜の付着を確認できる
- 中度: プラスチックの表面、自動車のボディ天面、フロントガラスがはっきり湿る、または霜で覆われる
- 高度: 中度に加え、金属の表面(鏡筒など)、自動車のサイドガラスがわずかに湿る、または霜の付着を確認できる 屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がわずかに湿る
- 重度: 高度に加え、反射望遠鏡の斜鏡や主鏡、屈折望遠鏡やカメラレンズの前玉がはっきり湿る
気温・湿度・風速の推移
(20:30-21:00にかけて気温・湿度が変化しているのは、車内に保管していた機器を車外に取り出したためであり、実際の推移を表したものではない。)
天気図・雲観測データ
出典: 気象庁ホームページ
特記事項
- 今回より、気温・湿度・風速計のロギングデータを追加することにした。
- R200SS + EAF + N.I.N.A.でのオートフォーカスがうまく動作しなかった。星像のHFD検出は正しくできているようだが、バックラッシュが大きすぎて正しいフォーカス位置を見つけられていないように見えた。バックラッシュ補正を加えて再度挑戦したい。
- 子午線反転時のプレートソルブ→再導入に繰り返し失敗し、赤道儀があり得ない方向を向くということが複数回発生した。原因はプレートソルブで本来とは異なる座標に解決されてしまったことであった。星像検出が正しくできていないものと推察する。
- R200SSの斜鏡セルについている爪を取り外したところ、輝星に発生していたハロが出なくなった。